喘息の治療で、
配合剤であれば、1度の吸入で複数の薬を吸入することができます
喘息に使われるステロイド・β2刺激薬配合剤としては、アドエア、シムビコート、フルティフォーム、レルベア、アテキュラ吸入用カプセルがあります。
シムビコート以外の吸入薬は、
ステロイドが持つ抗炎症作用で、気管支や肺の炎症を抑え、β2刺
ステロイドの作用により症状を増悪する恐れがあるため、有効な抗菌剤の存在しない感染症、
男性で夜間多尿による夜間頻尿に対してデスモプレシン酢酸塩水和物(商品名:ミニリンメルトOD25μg又は50μg)を服用している人では、低ナトリウム血症が発現する恐れがあるため併用禁忌です。一緒に服用することはできません。
また、含有成分に対して過敏症の既往歴のある人は禁忌になっています。
β刺激作用によって、不整脈、
他に、β刺激作用による副作用としては、動悸、頻脈、振戦、
アドエア
フルチカゾンプロピオン酸エステル(商品名:フルタイド)
過度の使用により不整脈、
アドエアのデバイスには、ディスカスとエアゾールがあります。
用法・用量
成人
アドエア100ディスカス1回1吸入、アドエア50エアゾ
症状に応じて次のいずれかの用法・用量で吸入します。
・アドエア250ディスカス1回1吸入、アドエア125エアゾー
・アドエア500ディスカス1回1吸入、アドエア250エアゾー
小児
症状に応じて次のいずれかの用法・用量で吸入します。
・アドエア50エアゾール1回1吸入(サルメテロールとして25
・アドエア100ディスカス1回1吸入、アドエア50エアゾール
シムビコート
ブデソニド(商品名:パルミコート)
デバイスはタービュヘイラーです。
用法・用量
維持療法として1回1吸入(ブデソニドとして160μg、
維持療法として1回1吸入、あるいは2吸入を1日2回吸入してい
頓用吸入する場合は、発作発現時に1吸入し、
維持療法と頓用吸入を合計した本剤の1日の最高量は8吸入までで
フルティフォーム
フルチカゾンプロピオン酸エステル(商品名:フルタイド)
デバイスはエアゾールです。
用法・用量
フルティフォーム50エアゾール(
なお、症状に応じてフルティフォーム125エアゾール(
レルベア
フルチカゾンフランカルボン酸エステル(商品名:アニュイティ)
デバイスはエリプタです。
過度の使用により不整脈、
用法・用量
レルベア100エリプタ1吸入(ビランテロールとして25μg及
なお、症状に応じてレルベア200エリプタ1吸入(
アテキュラ吸入用カプセル
モメタゾンフランカルボン酸エステル(商品名:アズマネックス)とインダカテロール(商品名:オンブレス)の配合剤です。
デバイスはブリーズヘラーです。
用法・用量
アテキュラ吸入用カプセル低用量1回1カプセル(インダカテロールとして150μg、モメタゾンフランカルボン酸エステルとして80μg)を1日1回専用の吸入用器具を用いて吸入します。
なお、症状に応じてアテキュラ吸入用カプセル中用量(インダカテロールとして150μg、モメタゾンフランカルボン酸エステルとして160μg)、アテキュラ吸入用カプセル高用量(インダカテロールとして150μg、モメタゾンフランカルボン酸エステルとして320μg)を専用の吸入器具を用いて吸入します。