腎機能を調べる検査として、尿蛋白・尿潜血、血清クレアチニン、
『腎機能を調べる検査①』では尿蛋白・尿潜血、血清クレアチニン、BUN(尿素窒素)
尿酸
尿酸はプリン体の最終代謝物です。
健康な人の場合、尿素窒素は腎臓の糸球体でろ過されて、
血清クレアチニンや尿素窒素と併せて測定して評価します。
腎臓に異常がある場合以外に、痛風、
逆に、糸球体腎炎や肝硬変などでは値が低くなります。
尿酸の基準値は、男性では3.0~7.7mg/dL、女性では2
eGFR(推算糸球体ろ過量)
GFR(糸球体ろ過量)は、
より簡単に腎機能を求めるために、eGFR(推算糸球体ろ過量)
eGFRによる腎機能評価
90以上:正常
60~89:正常から軽度低下
45~60:軽度から中等度低下
30~45:中等度~高度低下
15~30:高度低下
15以下:末期腎不全
クレアチニンクリアランス
クレアチニンは腎臓の糸球体でろ過され、
しかし、腎機能低下時は尿細管から分泌される少量のクレアチニンの影響を受けて、実際のGERより高く出てしまう傾向があります。
クレアチニンクリアランスは24時間の尿量、尿中クレアチニン値、血清クレアチニン値から計算で求めますが、簡易的に推算式を用いて血清クレアチニンの値、年齢、性別、
クレアチニンクリアランスによる腎機能評価
70~130mL/min:正常
50~70mL/min:軽度腎障害
30~50mL/min:中等度腎障害
10~30mL/min:高度腎障害
10mL/min以下:末期腎不全