骨粗鬆症の治療薬 ビスホスホネート製剤②

骨粗鬆症治療薬であるビスホスホネート製剤の各薬剤についてまとめていきます。

 

ダイドロネル(一般名:エチドロン酸)

日本で初めての骨粗鬆症治療薬で、第1世代のビスホスホネート製剤に分類されます。この薬の注意点として、①吸収をよくするために服薬前後2時間は飲食を避ける必要があること、②薬の血中濃度の安全域が狭く、骨粗鬆症治療に有効な作用を示す量の約2倍の量で骨軟化症を引き起こす可能性があるということがあります。これらのことから、現在はダイドロネルが第1選択薬として使われることは滅多にありません。
服薬期間は2週間で、再服薬の期間は10〜12週間とします。これが1クールとなり、これを繰り返して服薬します。

 

ボナロン(一般名:アレンドロン酸)

ボナロンは第2世代ビスホスホネート製剤に分類されます。毎日服薬する5mg錠、週1回服薬の35mg製剤、4週に1回の900μg点滴静注製剤があります。週1回服薬の製剤には、錠剤の他に服薬しやすいように作られた経口ゼリー製剤があることがボナロンの特徴です。

 

アクトネル、ベネット(一般名:リセドロン酸)

アクトネル、ベネットは第3世代のビスホスホネート製剤に分類されます。この薬には、毎日服薬する2.5mg錠、週1回服薬の17.5mg錠、月1回服薬の75mg錠があります。週1回の製剤では、毎週同じ曜日に服薬するようにします。もし服薬し忘れた場合は、翌日に服薬して次週からはあらかじめ定めた曜日に服薬します。
月1回の製剤は、毎月同じ日に服薬するようにします。もし服薬を忘れた場合は、翌日に服薬して翌月はあらかじめ定めた日に服薬するようにします。

 

ボノテオ、リカルボン(一般名:ミノドロン酸)

ボノテオ、リカルボンは日本で開発されたビスホスホネート製剤です。この薬には毎日服薬の1mg錠、4週間に1回服薬の50mg錠があります。

 

ボンビバ(一般名:イバンドロン酸)

月1回服薬の100mg錠、月1回静脈注射の1mgシリンジがあります。内服薬の方は、服薬後60分間は横にならないようにします。他の薬は30分なので注意が必要です。